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1つ目のルールは、「右上がり六度法」です。「右上がり」というのは、文字を書くときの体の自然な動きなんです。字というのは点や線の集積で、その中でも最もウエイトが高いのは横の線を書く動きです。横の線は、こぶしが左から右に移動します。その大元の動作は、このように腕を振ることなんです。(体の前で、腕を横に振る) 
この、腕を振る動作が腕の先端で縮小されて、鉛筆を左から右に移動する動作になる。そのとき、遠心力で右に上がるのが自然なんです。やや右上がり。実験の結果、書きやすくて字の形がよくなるのは六度強ということがわかりました。その角度で右に上がると、きれいな字になる。「六度法」という名称もこの法則によっています。 
2つ目のルールは、「右下重心法」といいます。右上がりにしますと、字は当然傾きます。そこで右の下に重心をかけることで、バランスをとるのです。 実際に書いてみれば、わかると思います。
いくつかのパターンはありますが、右下へ十分にひっぱって書けば、横画や、縦画の書き出し位置や、パーツの配置が右上がりでも、文字全体は安定するということです。 
そして最後、3つ目のルールが、「等間隔法」です。これはもう、そのままの意味で、何本かの線が平行するときは、その間隔を等しくするということです。「三」とか「川」とか「冊」とか、平行する線でスペースを分断するときは等間隔にするということです。これはどなたもなさってることです。この3つだけです。 
2136人がひとりずつ階段を上るのでは時間がかかりますね。六度法の3つのルールを使って書くということは、2136人がそろって一階から二階にジャンプするように変わるということです。 それに、六度法は、ひらがなとカタカナにも使えるんです。どちらも漢字からできていますから。ですから、漢字仮名交じりの文章が書けるというわけです。
六度法で、きれいな字 富澤先生が教えてくれた3つのルール。/ほぼ日刊イトイ新聞


1つ目のルールは、「右上がり六度法」です。
「右上がり」というのは、
文字を書くときの体の自然な動きなんです。
字というのは点や線の集積で、
その中でも最もウエイトが高いのは
横の線を書く動きです。
横の線は、こぶしが左から右に移動します。
その大元の動作は、
このように腕を振ることなんです。
(体の前で、腕を横に振る) 

この、腕を振る動作が腕の先端で縮小されて、
鉛筆を左から右に移動する動作になる。
そのとき、遠心力で右に上がるのが自然なんです。
やや右上がり。
実験の結果、書きやすくて字の形がよくなるのは
六度強ということがわかりました。
その角度で右に上がると、きれいな字になる。
「六度法」という名称もこの法則によっています。 

2つ目のルールは、「右下重心法」といいます。
右上がりにしますと、字は当然傾きます。
そこで右の下に重心をかけることで、
バランスをとるのです。 
実際に書いてみれば、わかると思います。

いくつかのパターンはありますが、
右下へ十分にひっぱって書けば、
横画や、縦画の書き出し位置や、
パーツの配置が右上がりでも、
文字全体は安定するということです。 

そして最後、
3つ目のルールが、「等間隔法」です。
これはもう、そのままの意味で、
何本かの線が平行するときは、
その間隔を等しくするということです。
「三」とか「川」とか「冊」とか、
平行する線でスペースを分断するときは
等間隔にするということです。
これはどなたもなさってることです。
この3つだけです。 

2136人がひとりずつ階段を上るのでは
時間がかかりますね。
六度法の3つのルールを使って書くということは、
2136人がそろって
一階から二階にジャンプするように
変わるということです。 

それに、六度法は、
ひらがなとカタカナにも使えるんです。
どちらも漢字からできていますから。
ですから、
漢字仮名交じりの文章が書けるというわけです。

六度法で、きれいな字 富澤先生が教えてくれた3つのルール。/ほぼ日刊イトイ新聞